大腸内視鏡検査ってどうよ？　痛みや下剤などについて

　

　簡単に言うと、肛門からカメラを入れて大腸を検査する方法です。私は平成24年6月現在合計3回受けてます。

　普通は出すところに異物を入れるわけで心理的に抵抗あるでしょうし、人によってはかなりの痛みを訴えることもあるそうですので、大腸内視鏡検査を受けることになった方は不安に思っている方もいると思います。

　私もやる前は嫌で嫌で仕方ないのですが、終わってみると案外大したことないという印象です。それでもまたやりたいかと言われればやっぱり嫌ですけど（笑）

　ここでは私の体験談などについて書いていきますので、検査を受ける前に不安な方は読んで期でも紛らわせてください。

１，2日前くらいから海藻類や繊維質ものは避け、消化に良い物を食べるようにする
　大腸内視鏡検査をスムーズに終わらせるためには、2日前くらいからの食事も大切です。なぜ大切なのかはまた後で書きます。

２，前日の夕食の後、下剤を飲む　、当日の朝からまた下剤を飲む
　私は午前中の検査を毎回受けていますが、このように夜と朝に2回下剤を飲みます。ここら辺は、午後に検査を受けるかどうかや病院によっても変わるかもしれません。

　私の場合は、夜にマグコロールという薬。朝はムーベン（無便という洒落かな・・・）という薬を飲みます。ムーベンは水に溶かして2リットル作り、2時間以上掛けて飲みます。一応レモン風味ですが、甘いというわけでもなく、非常に微妙な味なので2リットル飲むのは個人的に結構苦痛です。時間が掛かる分検査本番より辛いかもしれぬ・・・

　そして、ムーベンを飲んでいる間にもどんどん便意が襲ってきます。でも、どんどん出してお腹を綺麗にしないと検査受けられないから仕方ありません。

　ちなみに、消化が悪いものを食べてしまっているとムーベンを飲みきっても十分綺麗にならないことがあります。こうなると病院行ってから浣腸が必要です。私は最初の検査の時にうっかり海藻類前日に食って、当日10回以上浣腸する羽目になりました・・・　だから消化の良い物食べるよう心がけましょう。

３，いよいよ内視鏡検査本番
　病院に行って、体調などの確認が終わり、着替えたらいよいよ検査本番です。検査の前に腸の動きを鈍くする薬を打たれてます。この注射のせいで目がチカチカすることがあるようで車を運転してこないよう言われます。

　そして、いよいよカメラをおしりから入れられます。普段出していくところにどんどん異物が入っていくこの感覚。3回やられましたらいまだに嫌です。カメラは大腸の一番奥まで進んでいきます。人によってはこのとき痛みを感じる人がいます。腸の曲がり具合や担当医師の腕によって感じる痛みには個人差があるようです。

　私の場合、2回目のときかなり切ない思いをしましたが、3回目のときはそうでもありませんでした。同じ先生でしたが、経験を積んでうまくなったのかもしれません。

　かなり痛かったとしても大腸の奥まで行ったら峠はもう越えています。奥まで行ったら戻りながら大腸内の写真をとったり、私の場合は細胞の一部も採取されました。もし、ポリープがあったときは切除してOKというような同意書も書いた気がしますが、幸い今まで見つかったことはありません。

　帰りは行きと違い、痛みはほぼ感じないと思います。感じだとしても行きほどではないはずです。

　カメラを入れられて辛い時もありますが、時計を見てみれば痛いのは数分ほどだと思います。ちょっとの我慢です。

４，検査後のお腹の張り
　検査をしやすくするために検査中は随時腸内に空気が送り込まれます。カメラが外に出ても空気は残るのでお腹が張った感じがします。いずれはおならとして排出されますが、それまでは食欲は出ないし、少し苦しい感じはするわで、個人的には検査が終わって、お腹の張りがなくなるまでの時間が一番苦手ですね。


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