プロペシア（発毛剤）の効果、副作用、価格

　

　プロペシアは１日１錠の飲む発毛剤。前立腺肥大用に開発されたフィナステリドが成分。フィナステリドに男性型脱毛症（若ハゲ）において毛髪の成長に効果があることがわかり、それを成分とした発毛剤が開発されました。

　日本では２００５年１０月に承認され、万有製薬から発売。爆笑問題のテレビＣＭでプロペシアを知った人も多いかもしれませんね。

　今のところ若ハゲに効果があることが証明されている薬はプロベシアとミノキシジル（リアップ）だけです。

　プロペシアには、若ハゲの原因物質の発生をおさえてくれるようです。その結果、９８％の人に３年間若ハゲ進行を止める効果が出たそうです。

　進行を止めるだけでなく、発毛した人も多く、長さ、太さも改善されたとのこと。頭頂部と前頭部の薄毛に特に効果があるようです。その他の部分についてはリアップの方が良い模様。併用を考えても良いかもしれません。

　プロペシアの効果は半年〜１年目に良く発揮され、それ以降は効果が緩やかに。３年目以降は抜け毛の進行を抑える程度になってしまうようです。３年目以降、効果に満足できないようであれば、植毛やカツラの着用を検討するべきかもしれません。

　なお、男性型脱毛症のための薬なので、円形脱毛症や女性には効果が期待できません。


　副作用については、５％程度の人に性欲減退などがおこったそうですが、プラセボ（有効成分が入っていない偽薬）を用いた場合の副作用の割合と同程度だったそうでして、プロペシア特有の副作用については特に心配する必要はないのかもしれません。過度に心配しすぎると、そのせいで具合が悪くなるかもしれませんね。

　プロベシアは医師の処方が必要ですが、健康保険がきかないので、薬代や診療費などは全て自己負担となります。

　参考薬剤価格は１錠２５０円（税抜）ですが、診療費などもかかります。費用は医療機関や調剤薬局ごとに変わってきます。月１万円ぐらいはかかると思っておく方が良さそうです。


　私も髪の毛は気になりますが、月１万円は髪を守るための値段としてはちょっと高いかなと思います。私はもう諦めました（笑）

　プロペシアは、医師の処方が必要ですので基本的に日本の業者が通信販売しているということはないでしょう。

　個人輸入の代行サービスを行っているところがあります。プロペシアは海外でも販売されているのですが、個人輸入する（海外の業者から通販で買う）という形でプロペシアを買うことが出来ます。安く買うことも出来るようですが、その分安全面でリスクもあるのではないでしょうか。


　プロペシアの成分　フィナステリドは、特許が切れていますのでプロペシアにもジェネリックが存在します。研究開発費がかかっていない分、ジェネリック製薬会社は薬を安く販売できます。

　フィンペシアというプロペシアのジェネリックがあるそうです。同じ成分が使われており、価格は安い。いいところばかりに見えますが、フィンペシアに限らず、ジェネリックについて疑問をもつお医者さんもいるようです。


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