妊娠とHIV
妊娠するとHIV検査をするのが一般的になってきています。大多数の方は陰性という結果が出るでしょうが、少ないながらも陽性という結果が出てしまう方がいます。ここでは陽性という結果が出てきたときに最低限知っておいた方がよいと思われることを書いていきます。
HIV検査の信頼度 妊婦の場合
妊婦さんの場合1回目のHIV検査で陽性という結果が出てもHIVに感染してしまったと決めつけない方が良いです。なぜかと言うと1回目の検査で陽性という結果が出ても、その中の95%くらいの人は実際には感染していないようなのです(2回目の検査では陰性となる)。
ですので、1回目で陽性という結果が出ても、まずは1回目より精度が高い2回目の検査を受け、その結果を待つようにしましょう。
ですので、1回目で陽性という結果が出ても、まずは1回目より精度が高い2回目の検査を受け、その結果を待つようにしましょう。
2回目の検査でも陽性となったら
2回目の検査でも陽性となりHIVに感染していることがわかった場合ですが、この場合、お腹の赤ちゃんにはどのような影響があるのでしょうか?
HIVに感染した母親から生まれた赤ちゃんにもHIVが感染する確率は決して低くありません(少なく見ても20%弱はありそうです)。ですが、この確率は対策を講じることで下げることが出来ます。
薬やビタミンAの投与によって、妊娠中の母子感染のリスクを減らせるようです。
また、陣痛や破水の前に帝王切開を行うことで感染確率は大幅に下がるそうです(感染確率は0.5%程度だそうです)。
以上のように母親がHIVに感染していても、そのことに早期に気づき、適切な治療を行えば、赤ちゃんへの感染は高い確率で防げますので、HIV検査をするかどうかは任意ですが必ず受けるのが良いかと思います。
HIVに感染した母親から生まれた赤ちゃんにもHIVが感染する確率は決して低くありません(少なく見ても20%弱はありそうです)。ですが、この確率は対策を講じることで下げることが出来ます。
薬やビタミンAの投与によって、妊娠中の母子感染のリスクを減らせるようです。
また、陣痛や破水の前に帝王切開を行うことで感染確率は大幅に下がるそうです(感染確率は0.5%程度だそうです)。
以上のように母親がHIVに感染していても、そのことに早期に気づき、適切な治療を行えば、赤ちゃんへの感染は高い確率で防げますので、HIV検査をするかどうかは任意ですが必ず受けるのが良いかと思います。