コスト重視

 どの市場に投資するか決まったら、次に、どの投資信託を使って投資するかを決めましょう。

 投資信託を選ぶ基準は、純資産額、運用実績などいろいろありますが、私が最重視するのはコスト


 すべての投資家のリターンの合計はどうがんばっても、コストの分だけ、市場の平均(日経平均やTOPIXなどの指数)に負けます。

 大体のファンドの成績は時間が経つにつれて、市場の平均に近づいていきます。でも、コストがかかっているから多くのファンドが市場平均に負けることになるでしょう。

 将来、よい成績を出してくれるファンドを選べればよいのですが、買う時点ではどれがそのファンドなのかはわかりません。

 でも、コストだけはどれくらいかかるか事前にわかります。


 どうせ、成績が平均に近づいていくなら、コストの低いファンドのほうが、長期的に見て市場平均に離されないことを期待できるはずです。

 だから、私はコストを重視します。


 コストと言ってもいろいろありますが、特に重視するのは信託報酬。これは、運用を任せるための手数料と考えてください。ファンドを保有している間ずっとかかってきます。特に重視すべきものです。
 

 買う際かかる販売手数料も気にします。できれば手数料ゼロ(ノーロード)が望ましいです。


インデックスファンドのススメ

 インデックスファンドというのは、日経平均やTOPIXといった指数(市場平均)に連動することを目指すファンドです。


 これに対し、指数を上回る成果を目指すアクティブファンドというものもあります。


 アクティブファンドはいろいろと調査の手間があり、コストがかかりがちですが、インデックスファンドは指数への連動を目指すだけなので、アクティブファンドよりも信託報酬などのコストが抑えられています。

 コスト重視の私は、インデックスファンドをメインに投資しています。

 でも、日本ってどうもインデックスファンドが充実してないんだよな・・・


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