海外留学仲介 ゲートウェイ21 破産へ
海外の大学への留学を支援していたゲートウェイ21が破綻しました。
会社情報
株式会社ゲートウェイ21
東京都新宿区新宿4−1−23
代表取締役 福井 伴昌
ゲートウェイ21は13カ国31都市 毎年7〜8000人の海外留学希望者を現地業者に斡旋することで利益を得ていました。
留学前に契約者からお金を預かるのですが、そのお金を原資にして事業を拡大していたそうです。うまくいけば効率的に成長していけますが、解約が発生すると資金繰りが苦しくなることにつながります。急ペースの事業拡大に、燃料高による悪影響も加わって、今回の倒産に至ったのではないでしょうか。
最近は、解約が発生していた場合、社員が立て替えたりしていたようですし、ゲートウェイ21からお金が支払われないので留学生のために立て替えていた現地業者もいるようです。現地業者の中でも破産しているところがあるようです。
そして、お金は支払ったのに留学できない契約者の方もきっといると思います。お金が戻ってくる可能性は残念ながら低いのではないかと思います。
ゲートウェイ21は、勧誘が強引であったようですし、今年になってから担当者をたらい回しにされたりと、今回の破産を暗示するようなことはあったようです。危ない業者のにおいに敏感になりたいものです。