ラパルレ（エステ業者）が倒産（民事再生申立）

　エステ業界唯一の上場会社　ラパルレが民事再生法の適用を申請。倒産しました。負債は２７億円。

株式会社ラ・パルレ
東京都新宿区歌舞伎町１−１−１７　エキニア新宿ビル５Ｆ

　業績悪化で苦しいときに、メインバンクの日本振興銀行が破綻し、連鎖倒産となりました。業績が悪化していた背景には、クレジットの与信厳格化やラパルレの問題行為による勧誘が原因で行政処分を受けたりといったことがありました。

　ラパルレ倒産という言葉があちこちに見られますが、今でも営業は続けています。民事再生法の申立というのは、再建のための手段だと考えて下さい。ラパルレは再建に向かって進んでいこうとしています。

　ただし、再建がうまくいくとは限りません。今は営業を続けていますが、再建がうまくいかなければ営業が終わる可能性もあります。

　現在、ラパルレは大きな金額の契約を基本的に進めたりしないようです。払った金額の分すぐサービスを受ける　という形であれば、倒産してサービスを受けられなくなるといった危険はだいぶ少なくなります。

　クレジットを組むことも出来なくなっているようなので、これまであったような強引な勧誘などにより多額のクレジットを組まされるという恐れもほとんどないと思いますので、これから小口で利用したいというような人にとっては、前より良い面もあるかもしれません。

　契約した分のサービスをきっちり受けられればよいのですが、もし、途中でラパルレの営業が終わってしまったような場合、最初に一括で払ったり、クレジットを組んだ人は困ることになります。

　残念ながら現金で払ってしまった人は、今から解約を申し出ても簡単にお金が返ってくるとは思えず、このままなんとかサービスを受け続けられることを祈ることになるかもしれません。

　クレジットを組んだ人については、今、中途解約を申し出たり、サービスが受けられなくなった後にそのことを理由に解約を申し出、残りの支払についてはクレジット会社との間で処理していくという選択肢がありますので、現金で全額払ってしまった人よりはできることが多いです。

　ラパルレにて、美顔器や化粧品などの商品を買っている方もいると思います。

　これらの商品は、エステに必要なものとして買ったのであれば、エステと一緒に中途解約できる場合があります。

　そうではなく、単に推奨品として購入した場合は、仮にラパルレからのサービスが受けられなくなったとしても、支払を行わないといけません。ですが、嘘やしつこい勧誘などにより契約した場合は、そのことを理由にし、支払を止められる可能性があります。

　当事務所では無料メール相談を行っています。

・自分の場合はこれからどうしたらいいのだろうか？
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