ベトナム観光旅行の注意点(病気)

ベトナム観光旅行の注意点(病気)

 ベトナムに観光旅行する際は、東南アジア特有の病気にも注意を払わなければなりません。ベトナムでかかりやすい病気は大きくわけて二つあり、一つは衛生面の悪い水や食品を摂取したことによる病気です。

 病名としては「アメーバ赤痢」「A型肝炎」などが挙げられます。市場や通りに並んでいる露店などで食べた際に多く見られる症状です。

 また、中級以上のレストランであっても免疫力のない日本人にとっては、サラダの野菜に付着している微量な水や、コップに入っている氷などでも病気にかかる恐れがあります。下痢が続くようでしたら、下痢止めを飲み、滞在中は整腸剤を飲んでおくようにしましょう。

 もう一つの病気は蚊を媒介とした病気で、「日本脳炎」や「デング熱」が挙げられます。ただし、ホーチミンやハノイなどの市街地に滞在するだけならば、それほど心配する必要はありません。

 ダラットやサパなど高原地帯、山岳地帯に観光する際はウィルスを持っている蚊が生息していますので、蚊取り線香などの対策をすることをお勧めします。

 その他にも「HIV」や「B型肝炎」など性的行為による病気も注意が必要です。