ベトナム観光旅行の基礎知識 気候

ベトナム観光旅行の基礎知識 気候

 ベトナムは南北に細長い国土を持つ国で、気候は北部、中部、南部とそれぞれ異なります。

北部
 雪が降るほどの気候の変化はありませんが、日本のように四季があります。

 雨量でみると5月から10月にかけてがほぼ毎日スコールが降ります。11月から3月は降水量が少ないので観光旅行には適していますが、平均気温は18度前後と東南地アジアにしては低く、朝晩は冷え込みます。観光旅行に行く際は長袖、長ズボンを持っていきましょう。

中部
 雨季と乾季があり、雨季は8月から1月、乾季は2月から7月となります。

 観光旅行に訪れる際に注意してほしいのは、雨季の時期は洪水などの災害になる恐れもあり、非常に激しい雨を伴います。南部のスコールと異なり、長い時間雨が続くこともしばしばありますので、なるべく乾季の時期に足を運びましょう。

南部
 雨季と乾季があり、雨季は5月から11月、乾季は12月から4月となります。

 気温は年間を通して常夏で、厚手の格好で外出することはないでしょう。雨季の時期は毎日30分から1時間ほどのスコールが降ります。その際はホテルや近くのカフェなどで雨宿りをしましょう。ただし、近年気候も変化しており、雨季の時期が長い傾向にあります。