妊娠とカフェイン（コーヒー、紅茶、ほうじ茶など）

　コーヒー、紅茶、ほうじ茶が好きで飲むことが習慣になっている方もいると思います。これらの飲料に共通して含まれているのがカフェインです。ここでは妊娠中にカフェインを摂取することで何か問題はないのか？　ということについて書いていきます。

　実のところ、妊娠中に摂取したカフェインが赤ちゃんにどのような影響を与えるのか？どのくらい飲むと影響を与えるようになるのか？　というようなことははっきりとわかっていません。

　飲み過ぎると流産のリスクが高まるという説もあるようですが、1日コーヒーを1，2杯飲んだとしても赤ちゃんに深刻な影響を与えることはないようです。

　どのような影響が出るか未知数な面がありますが、カフェインを摂取すると胎児の血液にも入り込みます。カフェインの利尿作用により水分やカルシウムが排出されてしまったり、鉄分の吸収が妨げられるという面もあるようなので飲みすぎは控えた方が良いのではないでしょうか。

　カフェインが含まれている代表的なものです。これ以外のものももちろんあります。栄養ドリンクやソフトドリンクの中にも含まれているがあります。

コーヒー（インスタントよりはドリップの方が量は多くなる）
緑茶（玉露、抹茶、せん茶、ほうじ茶、番茶、玄米茶など）
紅茶
ウーロン茶
ココア
コーラ
チョコレート

　コーヒーや紅茶を飲むのが習慣化している方はノンカフェインのコーヒーや紅茶を飲むようにしてみてはどうでしょうか。

　ちなみに、麦茶や杜仲茶はノンカフェイン飲料です。

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