インデックスファンドの良さはコストの低さであって、指数に連動することじゃない

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 確定拠出年金を始めて、投資に興味が出てきて色々調べると、インデックスファンドとアクティブファンドという言葉に出会うと思います。

 インデックスファンドというのは、TOPIXや日経平均といった特定の株価指数に連動することを目指す投資信託。アクティブファンドというのは特定の株価指数を上回る運用を目指す投資信託です。これだけ見るとアクティブファンドの方が良い成績が出そうなのかな?という印象も受けますが、実際のところは株価指数を長期的に上回る運用は中々難しいのです。指数に勝てない投資信託の数も多いと聞きます。

 で、この話を聞いて、アクティブファンドでは指数に勝つのは難しいから、指数に連動するインデックスファンドがいいんだ という結論に行き着く人がいるのですが、ここで思考を止めずに、なぜアクティブファンドが指数に負けているのかその理由を考えてみることが大切かと思います。

 アクティブファンドが指数を上回るのが難しい理由ですが、アクティブファンドは一般的にインデックスファンドと比べるとコストが高めです。運用がうまくいくかどうかはやってみないとわかりませんが、コストの高さはリターンを確実に下げます。運用が長期間に渡れば、コストの影響はより大きくなります。

 投資信託はいくつも銘柄を組み入れます。実際に自分で株式を複数買って運用してみるとわかるのですが、20も30も買っていると完璧には連動しないものの平均化されて指数と似たような値動きになってきてしまうものです。指数と似たような値動きになってしまうと、コストがかかる分アクティブファンドは指数やコストを抑えた運用をしているインデックスファンドと比べると不利になってしまいます。逆に考えるとアクティブファンドでもコストがおさえられていれば、インデックスファンドと比べて不利ということはないと思います。

 運用について調べるいるとインデックスファンドがおすすめ商品として挙げられているのを見ることが有るでしょう。でも、インデックスファンドがおすすめなのは、指数に連動することが良いというわけではなく、コストが掛からないファンドの多くがインデックスファンドであるからだと思います。コストがインデックスファンドよりもおさえられているアクティブファンドが存在するならば、そちらへの投資をおすすめします(同じ分野でインデックスファンドよりもアクティブファンドの方がコストが低いケースは中々ないと思いますが)。

 

 

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