マネースクウェアHD 2015年10月月次

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マネースクウェアHD 2015年10月月次

今期初めての月次4億割れとなった。一番の原因は、含み損により顧客が動くに動けなくなっていることではないかと思われます。

先週発表された第2四半期決算によると今年9月30日時点で分別管理信託467億円、それに対し3月31日の時点では、523億円。

分別管理信託は、簡単にいえばFX会社の破たんに備えて、分けて保管している含み損益も反映した顧客の資産のこと。預かり資産残高(顧客が預けている保証金額であり含み損益は反映していない)は3月612億円に対し、9月675億円と約60億円の増加。それでも分別管理信託が60億円近く下がっているということで、この半年で顧客の資産は120億円ほど含み損になっていると思われます。

8月の急落を見てしまうとここで取引すれば、さらに損失が増えるのではないかと考え、取引を控える顧客が出てきても何ら不思議ではありません

ただ、預かり資産残高の増加ペースは好調であり、ここで株価が下げるようならチャンスと見ます。

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