どうやったら手続きが早く終わるのか？

　私が建設業許可更新の依頼を受ける際はたいてい建設業許可更新の他に未提出の変更届の提出も一緒に行なっています。建設業許可更新に変更届が５年分となりますと結構な書類の量となります。ただ、そういうケースでも期限までにちゃんと申請して来ました。

　ここではどうやったら更新手続きがスムースに行くのか、早く終わるのか私なりの考えを書いてみたいと思います。

　建設業許可更新は許可をとってから５年間ちゃんと届出をしていれば、非常にスムーズに進むでしょうが、全くしていなかったという場合、非常に厄介なことになる可能性があります。

　私の場合、これまで全く関与していなかった方から更新申請の依頼を受けますと、何が出てくるかわからない怖さ　というのがあります。毎年の決算変更届を５年していなかったぐらいならまだ想定の範囲内ですが、考えてもいなかった事実が出てきて頭を悩ませることがあるのが建設業許可更新なのです。

　そんなわけで建設業許可更新手続きを進めていく際は、まず、更新申請の他に何をしなければいけないのかを絶対に確認します。これをちゃんとやっておかないと、後になって、これもしなければいけないと気づいて慌てるということが起こってしまいます。そこで挽回できればよいのですが、期限ギリギリでのご依頼だった場合、間に合わない可能性も高まります。

　ですから、まずどんな手続をしなければいけないのかはよく確認しないといけないと考えています。そして確認したら次に書類を作るために何が必要なのかを洗い出し、効率よく進めていきます。その都度、何が必要か考えていったのでは非効率ですから最初に必要な物を把握して、効率よく準備を進めていきます。

　以上のことを心がけていれば、たくさんの書類を一度に作成することになったとしても何とかなるものなんです。

　あとは書類を受け付けてもらうためのテクニックみたいなものももちろんありまして、期限まで時間がない場合はそういうテクニックも駆使するわけですが、都合によりここでは詳しくは書きません。ご了承ください。ただ、やっぱり一番大事なのは上で書いたことだと思ってます。

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