悪徳マルチ商法業者の手口

これが悪徳業者の手口だ！！

　これまで受けてきた相談を元に、悪徳業者の手口をまとめてみました。気をつけてください。

１、悪徳業者はこうやってアナタに近づいてくる

●家族・知人・友人からいい話があると言われて・・・
　相談を受けていると家族、学校・職場の友人や知人からいい話があると言われ、行ってみるとマルチ商法の勧誘だったというケースがよく見られます。悪徳業者は、勧誘の現場に行くまではマルチ商法の勧誘だとは告げません。

●昔の知人・友人から突然連絡が・・・
　家族や友人への声かけ終わったら、次は昔の友人・知人という場合があります。何年も連絡がなかった人から急に連絡が来て、いい話があると言われた場合は注意が必要かも？

●メールマガジンの広告を見て、資料請求したら・・・
　メールマガジンに広告を出す、マルチ商法参加者は多いです。広告では在宅ワーカーを募集するような文面になっていることもあります。広告を見てもマルチ商法かどうか素人にはわかりづらい。

●ミクシィで知り合った人から・・・
　ミクシィ上ではマルチ商法の活動を禁止されていますが、活動しているマルチ商法参加者がいるようです。プロフィール上にビジネスのことを書き、問い合わせてくる人が現れるのを待っています。

２、悪徳業者はこんなことをやって契約を取る

●実際以上に稼げると思わせる
　実際にやってみるとそう簡単に稼げるものでもないのに、勧誘の際は、誰でも簡単に多くの収入を得られるかのような勧誘を行う事例が見られます。

●商品を実際以上に優良なものであると思わせる
　そんな効果があるかわからないのに、病気が治るなどいい加減なことを言って、優れた商品であるかのように思わせる事例が見られます。

●契約するまで帰らせない・帰らない
　しつこい勧誘を行い、断られても契約するというまで勧誘する業者もいます。ファミレスで勧誘を行うケースがあるのですが、お店の人もきっと迷惑。

３、悪徳業者は、一度、つかんだお金を離そうとしない

　マルチ商法の場合、契約してもクーリングオフできる可能性が高いのですが、なるべく消費者のクーリングオフを防ごうとするのが悪徳業者です。

　私が知る事例の中では、クーリングオフした消費者を呼び出し、説得し、また契約させたというものがありました。

プロフィール

行政書士　齋藤　聡
プロフィール詳細

新潟県胎内市東川内１８０
ＴＥＬ・ＦＡＸ
（０２５４）４３－２９２８
携帯
０８０－２０２１－３５７１

新潟県行政書士会
下越支部（第０３１８１３６０）　

身分の確認について

　新潟の田舎から全国に向けて情報を発信する行政書士。内容証明作成が主な業務。

マスコミ掲載履歴
●平成１９年１１月２３日付　河北新報　内職商法に関する記事にて、齋藤のコメントが載りました。

●平成１９年１０月２６日付　朝日新聞長崎版　２次勧誘に関する記事にて、悪質商法の相談を専門に受けている行政書士として齋藤のコメントが載りました。

●平成１９年４月１２日付　朝日新聞２４面の学習教材の訪問販売に関する記事に齋藤のコメントが掲載されました。

●平成１８年８月２６日付　毎日新聞　夕刊９面の２次勧誘に関する記事に齋藤のコメントが掲載されました。