元本保証商品オンリーで運用しても損することはありますか?
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確定拠出年金には元本保証型の商品があります。安全度が高い商品ですが、これらを選択したからといって絶対に掛け金よりマイナスにならないというわけではありません。あまりないとは思いますが、元本保証オンリーだけで運用したのに損するケースを見てみましょう。
1,運用期間が短い場合
確定拠出年金には手数料がかかります。その手数料は月々の掛け金から引かれて、残りの額が自分で選択した商品に回されます。元本保証というのはあくまでこの選んだ商品に回された部分だけの話なので、手数料で引かれた分まで損しないことを保証しているわけではありません。
元本保証オンリーで運用する場合、運用期間が短い(金利が低い場合は特に)と損してしまうかもしれません。
2,途中で積立をやめてしまった場合
積立を辞めるというか停止することはできますが、止めている間も毎月手数料がかかります。資産残高によっては手数料をカバー出来るだけの収益がなくマイナスになることも有ると思われます。
3,銀行や保険会社の破綻
滅多に起きないと思いますが、破綻すると元本割れする可能性はあります。銀行預金については1000万円までに抑えておくことで破綻リスクまず回避できるでしょう。
4,保険商品を満期までに解約してしまう
早期の解約で元本割れするかもしれません(早期に解約してしまうペナルティのようなものです)。定期預金は期間途中で解約してもそれで元本割れすることはありません。ただし、金利は約束していた利率では受け取れなくなるでしょう。
以上にように元本保証商品でも100%大丈夫! というわけではないのですが、基本的には安全な商品ですのであまり不安になりすぎることもないと思います。
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