確定拠出年金と国民年金基金の違い

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 国民年金加入者(1号)の方には毎年国民年金基金の加入のお誘いのが届いているのではないでしょうか?国民年金基金とはサラリーマンと比べて年金額が少ない自営業者などのために国民年金の2階建て部分として作られた制度です。

 国民年金基金も毎年最大68000円の所得控除枠が有るのですが、確定拠出年金と枠を共有していますので、両方足して68000円までしか掛けられません。老後のために確定拠出年金と国民年金基金どちらがよいのかな? と悩んでいる方向けに両者の違いなどを簡単に整理してみます。

給付額が決まっているかどうかが違う 
 まず、違いとして最初に思い浮かぶのが、確定拠出年金は運用により貰える額が変わりますが、国民年金基金は加入時点で掛金額とそれをちゃんと払えば、いくら給付を貰えるかが決まっています(ただし、国民年金基金には行きている限り受け取れる終身年金の部分がありますので、年金月額は確定していますが、最終的な給付額の合計は何歳まで生きたかによって変わります。長生きすればするほど得ということになるでしょうか)。

利回りの比較
 確定拠出年金は利回りは運用によって変わりますが、国民年金基金は予定利率として1.75%と決まっています。現制度では入った時の利回りで固定というように決まっています。定期預金と比べると高いのですが長期間掛けたお金が自分の自由にできないことを考えると決して高い利回りだとは思いません。

 給付額が決まっているということは、その分低い利回りを受け入れなければいけないということかと思います。

将来の見通し
 国民年金基金はできた当時の予定利回りは5.5%もありました。それがだんだんと下がっていき、現在の数字に落ち着きました。

 既に書いたように国民年金基金は年金として払う額が確定しています。設立時と経済環境が変わっても設立時に約束した金額を受け取る人が行きている限りは払い続けていかないといけません。でも、実際は現在の状況で設立時の5.5%のような利回りを長期間実現していくのは困難でしょう。

 国民年金基金は、将来的に支払っていかなければいけない金額を払えるだけのお金を持っていないという話を聞いたことがあります。国民年金基金に加入して、掛け金を払ってくれる人が多いうちは良いでしょうが、年金を受け取る人が増え、掛け金を払ってくれる人が少なくなった時どうなっていくでしょうか?

 国民年金基金は今のまま続けていくというわけにも行かず、いずれどこかで給付額を下げるといったことをしなければならないのでないかと思います。
 
 そうなると国民年金基金は給付額が決まっているという特徴も根底から覆されるかもしれません。

 その点、確定拠出年金は自分の資産はあくまで自分のものです。他の人の運用が振るわないからあなたのところからください、あなたの給付を引き下げますね といったことはありません。

 他にも違いは色々とありますが、確定拠出年金と国民年金基金を比較する上で最低限押さえていたほうが良いと思うのは以上です。

 確定拠出年金はいくらもらえるかは不確実では有るのですが、制度の安定性で見れば私は国民年金基金の方が不確実であると思います。私としては自営業者の方の老後の備えとしては確定拠出年金の方が良いと考えます。
 

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