節税効果は積み増せば積み増すほど実感できる

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 私は元々確定申告の時にできるだけ税金減らせればいいなぁ という気持ちから確定拠出年金をはじめました。老後の資産づくりというよりは、とにかく毎年毎年の税金を減らそうという目的で始めました。ですから、開始当初は運用益を売却した時の利益も非課税ということにはあまり注目していませんでした(外国株式投資信託で100%運用を続けるつもりだったので売却のことを気にしていなかったというのもあるかもしれません)。

 ですが、時間が経ち、運用している金額が700万円に迫り、運用益も未確定なものが180万円くらいあると売却した時の税金も馬鹿にならないです。例えば今全部利益確定すると約18万円税金を取られますが、2014年からは倍の約36万円掛かります。これが確定拠出年金だと利益確定してもその時点で税金が取られることはないのです。

 今後も資産が増えていくと利益確定時の税金なしというメリットが所得控除による節税メリットを超えてくると年も出てくるんじゃないのかなと思います。

 実は私は確定拠出年金を始めて、購入した商品を売却したことというのはないのですが、今後は値上がりした商品を売って、他の商品に乗り換えるということもしていくことになるでしょう。そのときは動かす金額もそれなりに大きくなっているはず。そんなときに売却益が出ていても税金がかからないというのは非常に有利なことだと思います。
 

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