外国株へのアクセス　どうやって投資すればいいの？

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　ここでは、外国株にどうやって投資したらよいのかということをお話しします。日本の株と比べると、外国株への投資というのはずいぶん敷居が高い　と感じる方もいらっしゃるようですが、素人でも、多くの国の株式にアクセスする方法もありますよ。

　投資信託は、少額で多くの企業に分散投資することが可能な金融商品です。運用は運用会社に任せるため毎年費用を支払うことになりますが、自分であれこれ銘柄を選び、売り買いする手間がなくなるというメリットがあります。

　投資信託にはいろいろな種類がありますが、外国の株式に投資する投資信託というのももちろん存在します。その中でもいろいろな投資信託がありますが、オススメは、コストが低いインデックスファンドです。

　今はドンドン良い商品が出ていまして、インデックスファンドを利用することで、アメリカやヨーロッパなどの先進国地域、インド・ブラジル・中国などの新興国地域　それぞれに幅広く投資することが可能です（いくつもの銘柄に分散投資できますから、少ない数の銘柄に投資するよりも価格の変動幅を抑えられます。爆発力も落ちますけどね）。

　しかも、月々1万円から投資が可能です。証券会社によっては１０００円から投資することも可能ですので、「外国株に投資してみたいけど、よくわからないなぁ」という人には、最初の一歩としてオススメです。


　これが自分で株を買っていくとなると、いくつもの企業に投資するには、何十万円、何百万円と必要ですし、言語の壁もあって、銘柄選びも何かと不自由さを感じます。それでも自分で外国株を選んで買いたいという方もいるでしょうから、外国株を買うにはどうすればよいかを次にお話しします。

　証券会社では、日本の株だけでなく、外国の株を買うことが可能な所もあります（各社、取扱銘柄や手数料など差はあります）。

　日本の証券会社を利用する場合、大きく二つの選択肢があると思います。一つは、野村證券のような店頭型証券を利用する。もう一つは、ＳＢＩ証券のようなネットメインの証券会社を利用する方法です。

　店頭型、ネット型それぞれのメリット、デメリットを簡単に整理すると、

店頭型
メリット　
・アクセスできる市場（国、地域）の種類が多い
・特定口座利用可能な所がある

デメリット
・取引手数料が高い
・口座管理料がかかる所がある

ネット型
メリット
・手数料が店頭型より安い傾向にある

デメリット
・取扱市場数が店頭型より劣る傾向にある
・特定口座利用不可

　現在の所はこんな感じです。サービスの店頭型、安さのネット型といったところでしょうか。取引金額が少ない方は、ネット型の方が良いと思います。　

　私はやったことがありませんが、海外の証券会社に口座を開き、取引している方もいらっしゃいます。数年前、ベトナム株への投資が流行ったとき、わざわざベトナムまで口座を開きにいった人もいたようです。あとは、香港の証券会社に口座を開くサポートなんてのも見たことがあります。

　海外の証券会社に口座を開けば、日本の証券会社では買えない銘柄も買えるようになるといったメリットがあります。

　その代わり、日本語でのサポートが受けられないことがあったりと、慣れない人から見ると壁は高いと思います。そんなわけで、私は海外の会社に口座を開いてまでの投資はオススメしません。

　ただ、そういう壁を乗り越えた人が大きなリターンを手に出来るのかもしれないですけどね・・・