行政書士試験受験を考えている方へ 合格率や難易度についての簡単にまとめてみました
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毎年1月は行政書士試験の合格発表があります。
合格後は独立を考えている方からすると運命を左右する日ですね。
ここでは、これから行政書士試験を受験を考えていて、どれくらいの難易度なのかな?合格率はどのくらいなのだろう?と気になっている方向けにデータを纏めてみました。
試験の合格率
まず、平成8年までのデータ見つかったので受験者数(申込数ではなく、実際に試験を受けた人の数)と合格者数、合格率を年ごとに書き出してみました。
平成8年
36,655人 2,240人 6.11%
平成9年
33,957人 2,902人 8.55%
平成10年
33,408人 1,956人 5.85%
平成11年
34,742人 1,489人 4.29%
平成12年
44,446人 3,558人 8.01%
平成13年
61,065人 6,691人 10.96%
平成14年
67,040人 12,894人 19.23%
平成15年
81,242人 2,345人 2.89%
平成16年
78,683人 4,196人 5.33%
平成17年
74,762人 1,961人 2.62%
平成18年
70,713人 3,385人 4.79%
平成19年
65,157人 5,631人 8.64%
平成20年
63,907人 4,133人 6.47%
平成21年
67,348人 6,095人 9.05%
平成22年
70,586人 4,662人 6.60%
平成23年
66,297人 5,337人 8.05%
平成24年度
59,948人 5,508人 9.19%
パッと目に付くのは平成14年でしょうか。合格率が20%近く飛び抜けて高いですね。
出題ミスで全員正解とする問題があったので合格率が高かった と言われていますが、実際にこの年に受験して合格していた私からすると単に問題が簡単だったことが一番の理由ではないかと思います。
その反動だったのか平成15年は問題も難しくなり、合格率がグッと下がりました。
その後平成17年にまた2%台まで落ち込みますが、平成19年辺りから合格率も安定してきたような印象です。今後も1桁台後半の合格率で概ね推移していくのではないでしょうか?
上の合格率だけからはわからないこと
行政書士試験に受験資格はありません。お金を払って申しこめば誰でも受けられる試験です。結果として試験に合格するだけの下地がない人も受けることが多くなり、そのことが合格率を下げる要因の一つにはなっていると思います。
ですから、ある程度の基礎的な学力があって、まじめに勉強した人にとっては、一桁代後半の合格率とは言ってもそう恐れることはないと思います。
ただ、行政書士試験は試験問題の範囲が広いです。法律の問題の他に、国語の現代文みたいな問題も出てくるような試験です。実力があっても、範囲の広さゆえに苦手なところばかりが出るといった不運に見舞われると実力がある人でも落ちてしまう難しさが有ると思います。
一発で合格したい人は、問題の相性が悪くても、実力でねじ伏せられるくらい勉強して望みましょう!
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