お金を払わないと詐欺! とは言い切れない・・・ 詐欺と債務不履行のお話

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先日、とある集まりで商品の代金を払わない人がいる というような話になりました。その集まり以外でも普段の仕事でお金をはわらない、貸したお金を返さない人に関する相談を受けます。

 お金を払ってもらわない側からは、相手方は詐欺だ! なんて言葉も出てくることがあるのですが、法律上、お金を払わないから詐欺とは言い切れない面があるので注意が必要です。

詐欺と債務不履行
 例えば、商品を買うときやお金を借りるときに、最初からお金を払ったり、返すつもりもないのにお金を払うと嘘をついて、商品を受け取ったり、お金を借りたりした場合、これは詐欺と言えるでしょう。

 ですが、商品を買うときやお金を借りるときはちゃんと払うつもりだったのだけど、支払い時期が来た時に当初の予定が狂って、支払いができないような場合は、まず詐欺とは言えません。こちらは法律的な言い方をすると債務不履行というものになります。

 お金を払ってもらえない側からすると、「最初払うつもりでも、払えなければ、結局こっちは騙されたようなものじゃないか」 となるのですが、その気持はわかるものの、でも法律上は相手が騙して商品を受け取ったり、お金を借りたりしたのでなければ、お金を払わないというだけでは詐欺になるとはしていません。

 ですから、お金を払わないというだけで詐欺、詐欺と相手を言ったりするのは、下手をすると名誉毀損とかにもなりかねないので、私なんかはあまり詐欺、詐欺言わないほうがいいよ と言ったりもしています。

本当は詐欺なのに債務不履行ということにしてしまう奴ら
 詐欺は警察に捕まる可能性もある行為ですが、債務不履行だと民事不介入ということで警察はおそらく動きません。

 そういうわけで、本当は詐欺なんだけど債務不履行ということにしてしまう悪い人たちもいます。最初からお金を払うつもりなんてなかったのに、支払う時期が来たら、「事情により払えなくなりました」とか言ったりするのです。だますつもりではなかったことを示すためにちょっとだけ払ったりする奴もいます。

 騙していたら詐欺ですが、騙していたと立証されなければ、刑を受けずに済みます。悪いやつというのは、詐欺の証拠を残さずにうまくやるものなのです。

 でも、あまり大々的にやり過ぎると、最初は払うつもりでしたなんて言い訳も通用しなくなってくるものです。ほどほどでやめておけば言い逃れできたものを、欲が深すぎると歯止めが効かなくなり、いつかは捕まってしまうのでしょう。


 

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