ジャンボ宝くじの話 当選確率や期待値について
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私の親族で毎年のようにジャンボ宝くじを買う人がいますが、私自身はそれを冷ややかな目で見ています。買わなきゃ当たらないと彼らは言うけれど、買ってもたいていは当たらないのです。ここではジャンボ宝くじの当選確率などの話をしますが、購入を勧めるというよりは、購入なんかやめて他のことにお金使ったら? という趣旨で書いてます。
ジャンボ宝くじの当選確率
年によって変わるかもしれませんが、基本的に一等の当選確率は一千万分の1だそうです。これがどのくらい低い確率かですが、サイコロを9回投げて9回連続1が出るよりちょっと高いくらいの確率です。
あっ、なんかそれくらいなら割りと起こりえるんじゃない? とか思いましたか?私も例にあげて実はそう思いましたが、では、サイコロを9個同時に投げて、全部1が出る というのではどうでしょうか。これだとかなり難しい気がしてこないでしょうか?
カイジの地下チンチロで班長が最後に追い詰められ、3つのサイコロで1を出すことを要求されたわけですが、それを超える9個同時に1ですからもう余程のことがない限り起こりません。100回投げても良いと言われてもあまりに無理すぎて私なら希望すら抱けません。それくらい低い確率なのです。宝くじで1等を当てるというのは。
お金儲け目的で宝くじは買わないほうが良い
このように1等が当たる確率はとてつもなく低いわけですが、だからといって1等が当たる確率が低いから宝くじの購入に対し、冷ややかな視線を向けているわけではありません。理論上、やればやるほど損する確率が高いのに、お金を増やそうという目的でやっていることに対し、冷ややかな視線を向けているのです。
まず、年末ジャンボも含めて宝くじというのは、宝くじの売上の50%以下しか、当選者に配分されないようになっています。言い換えると、1万円払ったら戻ってくる期待値は5000円を割ります。1枚300円の宝くじの場合、参加者全員を平均してみれば300円払うたびに150円以下しかもどってこないのです。
もちろん中には払ったお金以上のお金を得る人もいるでしょうが、儲かった人がいる裏にはたくさんの損している人がいて、その人達の損失の合計は儲かった人の儲けを上回っているのです。
このようにお金儲けを目的で宝くじを購入するのは非合理的です。お金儲け目的ならば他のことにお金を使うべきでしょう。ですが、宝くじを購入するとあたった時の夢を見られるのも事実。その夢を見る代金と割り切れるのであれば、宝くじの購入も悪くはないのかもしれませんね。
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