これが悪徳業者の手口だ！！

　これまで受けてきた相談を元に、悪徳業者の手口をまとめてみました。気をつけてください。

●業者から電話をかけてくる

　入手した名簿（カモリスト）を元に、電話をかけてきます。一度、悪徳業者と契約すると、名簿が流れ、いくつもの業者から勧誘を受けるということあります。

●求人広告（新聞の折込チラシ、求人雑誌など）を出して、問い合わさせる

　アナタは、以下のような求人広告を見たことはありませんか？求人広告には、悪徳業者が出しているものもあるので注意が必要です。

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※問合せると、仕事のためにということで、教材の購入をすすめられるのですが、広告には費用がかかるようなことが一切書かれていない（書かれていても目立たない）のが特徴です。

　広告は、基本的にお金を出せば、載せてもらえるので、広告を掲載している雑誌などを出している会社が信用できても、広告を出している業者が信用できるとは限りません。

●ＨＰから問い合わさせる

　インターネットを活用している悪徳業者も多いです。最近は、アフィリエイトを活用している例が目立ちます。

　資格は簡単に取れます。月〜万円稼げます。仕事はなくなりません。　などと、甘い言葉で、契約させます。

●業者が買わせる商品などの例
資格を取るための教材（内容はしょぼいことが多いです。。。）
仕事をするためのシステム、パソコン
チラシ、パンフレット（チラシ配り内職の場合）
仕事を紹介するための会員費（教材などとセットになっていることが多い）

●仕事を紹介するための条件となっていることが多い資格や検定
行政書士、旅行業務取扱主任者、簿記、ビジネスコンピューティング検定、システムアドミニストレーター、ＭＯＳ（旧　ＭＯＵＳ）、トレース、ＣＡＤ、医療事務

　電話だと、証拠に残らないので、好き勝手なことを言ってきます。後になって、言われたことと違う　と言うと、そんなことは言っていません。　と反論してくるのが悪徳業者の常套手段です。

　悪徳業者は、契約した後、契約者にお金を払わないための準備も万全です。

●試験に合格させない、なかなか合格できないような資格の取得を条件にする

　業者独自の試験の合格を仕事提供の条件としている業者は、難しい試験を出したり、合格基準をあいまいにし、合格させないようにします。

　公的資格の取得を条件にしている場合は、勧誘の段階で、なかなか合格できないような資格を、さも簡単に取れると錯覚させるような勧誘を行い契約させます。

●仕事ができるようになっても、あれこれ言って、お金を払わないようにする

　仕事を納品しても、ダメだしをして、お金を払わない業者がいます。お金を払うかどうかは業者の判断一つなので、いくらでも理由をつけて、ダメだしをしてきます。

　システムの故障、資金繰りが苦しい　などといった理由で、報酬の支払延期を求めてくる業者もいます。

　契約するときは、しつこいほど、仕事を紹介すると言っていたのに、ウチは、教材を販売しているだけなので、仕事は紹介しませんと言ってくる業者もいます。