女性主管局長の権限

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　厚生労働省の女性主管局長は、厚生労働大臣の指揮監督を受けて、労働基準法中の女性に特殊の規定の制定、改廃、解釈に関する事項をつかさどります。その施行に関する事項については、労働基準主管局長やその下級の官庁の長に勧告を行うとともに、労働基準主管局長が、その下級の官庁に対して行う指揮監督について援助を与えます。

※女性主管局長とは、厚生労働省の内部部局として置かれる局で、女性労働者の特性に係る労働問題に関する事務を所掌するものの局長のことを指す。


　女性主管局長は、女性に関し、労働基準主管局やその下級の官庁またはこれらの所属官吏の行った監督その他に関する文書を閲覧することができます。女性主管局長が指定した所属官吏に閲覧させることもできます。

　女性主管局長や女性主管局長が指定した所属官吏は、労働基準法中の女性に特殊の規定の施行に関して行う調査において、事業場、寄宿舎その他の附属建設物に臨検し、帳簿や書類の提出を求めることができます。使用者や労働者に対して尋問を行うこともできます。この場合、その身分を証明する証票を携帯しなければいけません。


　女性主管局長や女性主管局長が指定した所属官吏は、労働基準法中の女性に特殊の規定の施行に関して行う調査において、職務上知り得た秘密を漏してはいけません。退官した後でも、秘密を漏らしてはいけません。