確定拠出年金を始めたけどどう運用してよいかわからない人へ まず考えるべきこと

スポンサード サーチ


 確定拠出年金を始めてはみたけれど、どの商品を買えばよいのかわからず、結局定期預金だけにしているという方向けです。

 確定拠出年金を始めると全部でいくつあるかはどこで確定拠出年金をやっているかによって変わりますが、運用先としていくつか商品が挙げられています。この中からどれを選んでよいか迷ってしまうわけですが、確定拠出年金を始めた方はまずおおざっぱに

元本確保型と非元本確保型 それぞれどのくらいの購入するかを考えてみたらいかがでしょうか。 
※ここでいう元本確保型は、一般には非元本確保型と分類されているMMFや日本債券に主に投資する投資信託も含みます。これらは元本保証ではありませんが、元本確保型と同枠と考えてよいかと思います。

 非元本確保型の投資信託の中からどれを買うかとかよりも、運用成績に大きな影響をおよぼすのは元本確保型と非元本確保型の割合でしょう。

 例えば、私は以前 外国株式投資信託1本 100%でやっていたときにマイナス50%より落ち込んだ時があります。このとき仮に選んでいた商品が日本株に投資する投資信託や他の外国株式投資信託だったとしても結果は変わらなかったはずです。

 ですが、仮に定期預金50%、外国株式投資信託50% という割合で運用していれば、全体としてはマイナス25%程度(外国株式投資信託が半分になって全体の25%になっても定期預金分は無傷で50%のままだから)の落ち込みで済んでいた訳です。

 このようにどの投資信託を選ぶかよりも元本確保型と非元本確保型の割合のほうが資産全体の動きに大きく影響してきます。

 定期預金などの元本確保型は上昇時も下落時も資産全体の値動きにブレーキをかける役割を持っていると考えてもらえればと思います。

 どんな値動き(長い運用期間のうちに株式投資信託は6割位に下落することもありえると覚悟しておいたほうが良いかもしれません)でも心がぶれないという人は、株式投資信託100%でもよいでしょうが、そうでない人はある程度は元本確保型も入れたほうがよろしいでしょう。どの程度入れるかは人によって変わるので、これはやっていくうちに調整が必要かと思います。

 無難に行くならまずは50:50で始めてみて、上昇時、下落時を体験しながら自分にあった割合を考えていくというのはいかがでしょうか。
 

スポンサード サーチ


にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村

あわせて読みたい関連記事

コメントを残す

サブコンテンツ

最近のコメント

このページの先頭へ