契約に至るまでの経緯
以前、通信講座を申し込んだことがあった。
以前申し込んだ業者とは別の業者から電話がかかってきて、以前申し込んだ講座が完了していない。継続するか、やめるか決めてほしいことを伝えられた。
やめたいことを伝えるとやめるなら40万円必要といわれる。やめるためにお金を払うことにし、その後届いた書類に必要事項を記入し送り返し、お金を払った。
契約書では教材を購入することになっていた。契約書は今手元にない。
解決に至るまでの経緯
契約書(申込書)が渡されていないならばクーリングオフ期間は進行しないと考えられるため、まず、契約書の控えがそもそも存在しないのか、それとも無くしてしまったのかを確認。
本人の記憶に曖昧な点はあったものの状況から考えて、契約書の控えは元から存在していなかったと思われるため書面不交付によるクーリングオフを主張。また、以前契約した業者とは別の業者に契約を終了させる権利があるとも思えず、説明には嘘があったと思われるため特定商取引法による契約の取消も主張
文書郵送後、業者から連絡がなかったものの返金先に指定した口座を確認してみたところ無事、全額返金されていた。
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