心臓破裂で死亡!? シャーガス病って何? 日本人も罹るの?
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12月26日の奇跡体験アンビリバボーで、シャーガス病という怖い病気の存在を知りました。心臓破裂で死亡とか、そんな病気が日本でも感染者が確認されたとかどんな病気なのかを調べてみました。
シャーガス病ってどんな病気?
トリパノソーマ・クルージという、肉眼では確認できない微生物によって引き起こされる病気らしいです。
感染初期は発熱、炎症など急性症状が見られますが、急性症状は2ヶ月ほどで落ち着く模様です。だけど、ほんとうに恐ろしいのは、急性期が終わってからで、10年から30年ほど掛けて気づかないうちに徐々にトリパノソーマ・クルージが心臓に入り込んでいき、ある日、心臓の肥大や破裂、心臓障害といった心疾患が起こります。また消火器や神経の疾患も見られます。人間だけでなく犬など他の哺乳類にも感染可能性ありとのことです。
どうなるとシャーガス病に罹る?
元々ラテンアメリカ地域に住むサシガメという哺乳類から吸血するカメムシの仲間が媒介となって感染する病気でした。と言っても吸血そのもので観戦するわけではなく、サシガメの糞にトリパノソーマ・クルージが含まれており、吸血後、蚊のように痒みが生じるため、かきむしったりすることで血液とサシガメの糞が接触し、感染というパターンが多いようです。
そして一度人間に感染した後は、母子感染や輸血による感染で人間間でも広がる可能性があります。現在では人間は長距離を移動しますのでラテンアメリカ以外の地域の人でも感染が生じる可能性があります。
日本人が感染するとすれば、ラテンアメリカに旅行した時にサシガメの糞から感染するか、すでに感染してしまってからの輸血ということになるでしょうか。
治療法や予防法は有るの?
感染初期であれば、トリパノソーマ・クルージを殺してしまうのに有効な薬有り。ただし、時間が経ってしまうとその薬の効果も落ちる。時間が経った後の症状に対しては、対症療法にて治療することになる模様
シャーガス病にワクチンはないので予防接種はないみたいです。一番有効な予防法はサシガメの駆除ということになるようです。
恐ろしい病気ではありますが、海外旅行をしない人にとっては、輸血をする機会がなければ感染は基本的に心配しなくて良い病気ではないかと思いました。
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