法定労働時間と所定労働時間

法定労働時間とは？

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　労働基準法では、原則として休憩時間を除いて１日８時間、１週４０時間を超えて労働させてはいけないことになっています。

※例外として、常時１０人未満を使用する以下の事業の法定労働時間は1日８時間、1週４４時間です。
商業、映画・演劇（映画の製作を除く）、保健衛生業、接客娯楽業

　法定労働時間を超えて労働させた場合は、割増賃金が発生します。

所定労働時間とは？

　就業規則などで定められている始業から就業までの時間から休憩時間を除いた時間のことを所定労働時間といいます。

　所定労働時間を超えて労働させても、法定労働時間を超えていなければ（例えば、所定労働時間７時間、労働時間８時間といったとき）割増賃金を発生しません。ただし、就業規則などで所定労働時間を超えたら残業代が発生すると決められているようなときはそれに従います。

プロフィール

行政書士　齋藤　聡

新潟県胎内市東川内１８０
ＴＥＬ・ＦＡＸ（０２５４）４３－２９２８

新潟県行政書士会
下越支部（第０３１８１３６０）　

身分の確認について

新潟の田舎から全国に向けて情報を発信する行政書士。内容証明作成が主な業務。

社労士になれる資格は持っているが、未登録。

勤めていた職場を退職する際に、未払いの割増賃金請求経験あり。そのときに内容証明をはじめて作成。