ＳＧ中東株式ファンド

　ＳＧ　中東株式ファンドは、中東のＧＣＣ諸国（湾岸協力会議加盟国　クウェート、サウジアラビア、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、オマーン）で事業展開する企業の株式に投資するファンド。ファンドオブファンズにて運用。野村證券にて販売。



　２００７年後半から中東・北アフリカ（ＭＥＮＡ）地域に投資するファンドが続々登場したが、ＳＧ中東株式ファンドは北アフリカ地域を投資対象にせず、「中東地域」に絞り込んでいるという点において他とは差別化されている。

　ドバイやサウジアラビアにより重点的に投資したいという人にとっては待ってましたのファンドかも。


　昨今の資源高で石油や天然ガスが豊富な中東地域は恩恵を受け、潤ってますし、今後のインフラ整備なんかも考えると中東地域は将来有望なのかもしれんが、もし、資源高が崩れたらと考えるとちと怖い。中東地域への投資は長期的に考えたいところです。でも、長期で考えるとなるとファンドのコストは気になる・・・　


　ちなみにＵＡＥを含むペルシャ湾岸の産油国企業株のＥＴＦが東証で買えるようになるかもしれません。アブダビ証券取引所と東京証券取引所が提携するので、もしかしたら、中東のＥＴＦが日本で買える日も近いかもしれません。となると、今あせってコストが高いアクティブファンドを買わない方がいいかもしれんね。

データは平成２０年５月時点のものです。

●信託期間 ２０１８年６月１１日まで

●決算 毎年６月１０日

●信託報酬 年率２．１２９２５％程度
ファンドオブファンズのため信託報酬は確定していません。

●売買手数料 ３．６７５％

●信託財産留保額 ０．３