三菱UFJ投信のeMAXISシリーズ 低コストインデックスファンド

 

三菱UFJ投信 eMAXISシリーズをリリース
STAMシリーズよりも低コスト

 三菱UFJ投信が平成21年10月、低コストのパッシブファンドブランドeMAXISを世に送り出します。

 三菱UFJ投信は、MAXISというブランドのETFをいくつか出していますが、低コストなブランドです。eMAXISもそれに負けず、低コストなインデックスファンドブランドとなりました。

 これまで日本における低コストのインデックスファンドと言えば、住信アセットマネジメントのSTAMシリーズでしたが、信託報酬だけ見ればSTAMシリーズよりも低いです。

 販売会社は、SBI証券、カブドットコム証券、楽天証券。

 マネックス証券の名前は見あたりませんが、上記3社で販売されるならあまり問題ないかな。

eMAXISシリーズとSTAMシリーズ コスト比較

 数字の単位は%です。

eMAXIS STAM
カテゴリ 信託 
報酬
信託 
留保
信託 
報酬
信託 
留保
日経 0.42 なし ファンド無し
TOPIX 0.42 なし 0.483 0.05
日本債券 0.42 なし 0.462 0.05
国内REIT 0.42 0.3 0.672 0.05
先進国株式 0.63 なし 0.777 0.05
先進国債券 0.63 なし 0.672 0.05
先進国REIT 0.63 0.3 0.861 0.05
新興国株式 0.63 0.3 0.8715 0.3
新興国債券 ファンド無し 0.756 0.3

 あまり差がないものもありますが、新興国株式についてはかなり差が開いています。私は今、STAMの新興国株式ファンド積み立てていますが、将来的には乗り換えること可能性が高いと思います(信託報酬以外のコストがどれくらいになるか次第)。

eMAXIS登場で期待したいこと

 投信運用会社間での競争の活性化。そしてさらなるコスト低下に期待しています。STAMがどう対応していくかに注目してます。

 日本の投資信託事情は、自分にとって数年前から比べるとだいぶ良くなった。この状況でも十分満足と思っていましたが、eMAXISの登場でもっと良くなって欲しいと欲が出てきてしまいました(笑)