SBI証券(旧 イートレード) 貸株サービスが始まったが・・・

SBI証券の貸株サービス ETFは対象外

 7月10日からSBI証券にて貸株サービスが始まりました。

 貸株サービスとは、自分が保有している株券をSBI証券に貸出し、貸出した株式に応じた金利を受け取れるというサービスです。貸株サービスを利用しつつ、株主優待を受けることも可能ですし、配当金(※)もちゃんと受け取れます。

 ただし、有利なことばかりではなく、株券を無担保で貸し出すので、貸株中にSBI証券が潰れたりすると、株券が戻ってこなくなるといったリスクもあります。SBI証券ほどの会社がいきなり潰れることも考えにくいですが・・・

 私は、SBI証券にてTOPIXのETFを保有しているので貸株サービスが始まったら、それを利用して、信託報酬を実質ナシに出来る と期待していたのですが、残念ながらSBI証券の貸株サービスはETFは対象外のようで、ややがっかりです。

 とは言え、ETFの他にも保有している銘柄はありますのでそれらについては、貸株サービスの利用検討したいと思います。

 ちなみにSBI証券が貸株サービスを始める前から貸株サービスを行っていたマネックス証券やカブドットコム証券ではETFで貸株サービスを利用することも可能です。

 そして、実は証券大手の野村證券も貸株サービスを行っているのですが、こちらは貸株金利が低すぎて話になりません。倒産リスクの低さという点では一番なんですけどね。


※貸株サービス利用中に配当金を受け取る場合、配当金は、雑所得として、受け取ることになるようです。収入が多い人は普通に配当をもらうより税金がかかり、損することになるので注意が必要。ただし、配当と同時に優待をもらう権利も確定するような場合、優待を自動的にもらえるようにしておくと、その場合は、貸株サービスを利用していない場合と同様に配当が支払われるようです。