生活必需品セクターの誘惑

P&Gとかコカコーラの強さに惹かれる





 平成20年10月第1週。世界の株価は絶賛下落中ですが、そんななかにあって、生活必需品(食品とか日常用品)セクターの銘柄の強さが際だっているように思います。

 アメリカだと、P&Gとかコカコーラは、市場が暴落する中、あまり下がらず耐えています。P&Gなんか、去年の8月並の株価ですから強いの一言。日本でも、日清食品などの食品セクター株がそこそこ頑張っています。


 生活必需品セクターは、景気の変動に左右されにくいので、今のような時期は、資金が逃げてきやすくなります。

 私も生活必需品セクターに投資したい気持ちが強くなっていましたので、KXI(世界の生活必需品セクター株に投資するETF)の購入も検討していたんですが、今から買っても、時すでに遅し という感じがしますので見送ることにしました。

 今から生活必需品セクターに逃げるよりも下がりまくっているほかのセクターあるいは市場全体への投資の方に妙味があると思います。

 とは言え、生活必需品セクターの誘惑は強力です。いつその誘惑に負けるかわかったもんじゃありません(笑)


参考
KXIとダウの比較


追記
平成20年10月2週。生活必需セクターもだんだんと下がり始めてきました。おいしくなってきたと思います。