ソーシャルレンディング投資ってどうよ?

ソーシャルレンディングへの投資

 平成23年末、雑誌の記事でソーシャルレンディングというものを知りました(ソーシャルレンディング自体はこれより前に日本でスタートしています)。

 ソーシャルレンディングというのは、簡単に言えば、お金を貸したい人とお金を借りたい人を結びつけるサービス。

 日本では、maneo、AQUSH(アクシュ)、SBIソーシャルレンディングの3社がサービスを提供しており、3社ともに貸し手としてソーシャルレンディングを利用することも可能になっています。

 つまり、ソーシャルレンディング投資が可能なのです。そんでもってこのソーシャルレンディング投資ってどうなのか考えていきたいと思います。

ソーシャルレンディング投資はジャンク債投資?

 ソーシャルレンディング投資は、銀行預金や国債なんかと比べれば利回りは高めです。当然、その裏には債務不履行(お金がちゃんとかえってこない)の危険性が潜んでいます。

 ソーシャルレンディングのサービス提供者もある程度の審査はしているでしょうが、高い金利が付くのはやはりそれなりの危険性が潜んでいるからです。お金が戻ってこない可能性は銀行預金や国債とは比べものにならないはずです。

 私はソーシャルレンディングってジャンク債(元本割れの可能性が高い分利回りも高い)投資に似てるなって思ってます。貸し付ける金利がリスクに見合ったものであれば、倒産することも織り込んだ上で、全体で見れば預金や国債よりよいリターンを出せる可能性は十分あると思います。

 ただ、少数の借り手に投資するようなやり方では大きな損失を出してしまい、それをカバーできずに終わってしまうことも十分あり得ると思います。もし、自分がソーシャルレンディングをやるのであれば、可能な限りの分散を心がけます。

 そして、その中の何件かで不履行が起きたとしても全体で見れば、+にする そんな状況を目指しますね。