無料相談サンプル集
齋藤行政書士事務所では無料相談を行っております。相談前に、無料相談がどのような感じで進むのか不安という方もいらっしゃると思いますので、実際の相談よりもだいぶ省略した部分がありますが、架空の事例を用いて、齋藤行政書士事務所の無料相談がどのようなものなのかご紹介します。
※相談サンプル集に出てくる事例、人物、会社は実在しない架空の存在です。
1,独立後、すぐに許可が欲しい!
相談者 独立 素留夫
長年勤めてきた、工務店を退職し、個人事業主として創業。住宅新築工事を請け負うために建築工事業の許可が欲しいと考えている。
取得資格 二級建築士
個人事業主として創業したばかりの独立さんは、内装などのリフォーム工事をメインに請け負っていますが、できれば住宅新築工事なども請け負っていきたいと考えています。しかし、新築工事を請け負うとなると、許可が必要な工事も出てきます。
そこで、独立さんは建築工事業の許可が欲しいと考え、建設業許可のことについてネット上で調べていた所、齋藤行政書士事務所のHPを訪問し、無料相談を利用してみることにしました。
はじめまして。私、独立と申します。少し前に勤めていた工務店を退職し、個人事業主として独立しました。これから新築住宅の工事なども請け負っていきたいので、建築工事業の許可が欲しいのだけど、うちでは許可が取れそうか 相談に乗ってもらえませんか?
はじめまして。ご相談の電話ありがとうございます。早速お聞きしたいのですが、独立してからどのくらいの時間が経っていますか?それと、勤めていた所は法人でしたか?個人事業でしたでしょうか?法人の場合、会社の役員として登記されていましたか?
独立してからだいたい半年くらい経っているね。勤め先は法人で、契約から建築まで管理している立場だったよ。役員としても登記されているんじゃないかな。
建設業許可の条件の一つとして、経営面での責任者がいなくてはいけないのですが、前の会社にて、登記されている役員期間が4年半以上であれば、個人事業主としての経験をあわせれば、これまで携わってきた業種については条件を満たせますね。6年半以上有れば、携わってきていない業種についても条件を満たせますよ。
建設業許可を取るには技術面の責任者も必要なのですが、独立さんは、何か建築関係の資格はお持ちでしょうか?
資格なら二級建築士を持ってますよ。
二級建築士があるなら技術面でも問題ないですね。あとは、まだ決算を迎えていないですから、創業時に500万円以上の純資産があるか、なくても許可申請時に500万円を用意し、残高証明を取ることが出来れば、これまで何か違法行為で罰せられたりといったことがなければ、許可は取れると思います。
今まで真面目にやってきたから大丈夫。500万円も今はないけどそのうち入金があるからなんとかなるよ。
役員も10年くらいは、やっていると思うから これも大丈夫かな。許可はたぶん取れそうだね。
電話だけでは、見落としている点もあるかもしれませんので、お時間があれば、そちらまでお伺いしますので、会ってお話しする方が、もっと詳しく回答が出来ると思うのですが、いかがでしょうか?
そうだね。やっぱり電話だけよりも、一度会って話を聞いてもらいたいかな。前の会社の時の書類や操業してからの書類も用意しておきますよ。
その日の電話相談は、これで終わり、後日、齋藤が独立さんの事務所を訪問することになりました。
訪問の日までに、齋藤は電話で聞いた内容を元に、独立さんにあわせた建設業許可の条件をチェックする資料を作成します。そして、訪問する日がやってきました。
こんにちは。わざわざ来てもらってありがとう。これがこっちで用意した書類です。どうぞ。
こちらでも資料をお作りしてきましたので、これも見ながら、許可を取る条件を満たしているか一つずつチェックしていきましょう。
まず、経営面での責任者ですが・・・ 前の会社の登記事項証明書がありますね。これによると・・・ う〜ん。ちょっと困ったことになりましたね。
何か問題があったかな?そこには私の名前もちゃんとあったけどね。
確かに独立さんのお名前があるのですが、監査役として登記されています。監査役の場合、役員としての経験とは認めてもらえないんです。
そうなのか・・・。ということは許可を取れないんだろうか。困ったね・・・
まだ諦めなくても大丈夫です。取締役でなかったとしても、独立さんは、ここで取締役として登記されている方のうちのどなたかの直ぐ下の地位として、業務を行っていませんでしたか?
ここに名前が出ている常務の○○さんが私の直ぐ上の地位だったね。○○さんの直ぐ下で仕事をしていた期間なら10年以上有るのは間違いないけどね。なんとかなりそうかな?
役員に次ぐ地位として、7年以上経営業務の補佐経験があれば、携わってきた業種については、経営面での責任者になれます。
独立さんは、契約から工事の管理までしていらっしゃったということなので、取締役に次ぐ地位として、経営業務の補佐経験があったと言えそうです。10年以上ということですから、期間の面でも問題なさそうです。
ということは何とかなりそうだ。工務店ではもちろん新築住宅工事も行っていたから、条件を満たしているみたいだね。
その後、他の条件についてもチェックしていき、そのほかの条件については特に問題なく、建築工事業の許可を取れそうでした。ただ、齋藤は、独立さんが創業してからの仕事状況を聞いていて、気になったことがありました。
独立さんは、今はリフォーム工事などを行っていらっしゃるということでしたが、これから内装工事や屋根工事で500万円以上の大きな工事を請け負う可能性はありませんか?
今のところ予定はないけど、前の職場では500万円以上になる内装工事もあったし、うちでもそういう工事が出てくるかもしれないね。でも、建築工事許可を取るんだから大丈夫でしょ?
建築工事業の許可というのは、新築住宅など建物を建てる工事の元請となる際に必要となってくる許可なんです。
内装工事を個別で請け負う場合、500万円以上の工事を請け負うなら内装工事の許可が必要ですし、500万円以上の屋根ふき工事を屋根工事の許可が必要 と、業種ごとに許可が必要なんです。
なるほどね。てっきり建築工事業の許可さえ取ればいいのかなと思ってたよ。それなら内装工事の許可も取っておきたいんだけど、それは取れそうかな?
二級建築士の資格をお持ちですから、建築工事以外に、大工、内装、屋根、タイル の4業種でも技術面の責任者になれます。
これらの業種についても前の職場時代に経営業務の補佐経験があれば、許可は取れますね。
一度に何業種申請しても役所に支払う手数料は変わらないので、どうせなら一度にまとめて申請して、許可を取る方がいいと思いますよ。
前の会社では、建築に関連するいろんな工事をやっていたから大丈夫そうだよ。この際、取れる業種は全部許可を取っておく方がこれからのことも考えると良さそうだね。
許可が取れそうなこともわかったし、齋藤さん 今日はありがとう。
2,友人の家を建てるために許可が欲しい
相談者 家尾 建
地元工務店の下請として大工工事を行う自営業者。真面目な仕事ぶりと技術の高さから周りからの信頼も厚い。最近、友人から「新築を考えているが、ぜひ家尾に頼みたい」という話をされている。
取得資格 なし
友人から新築工事の話をされている家尾さん。元請として実績を作れば、口コミで次の新築工事の依頼が来る可能性も生まれると思うので、これまで下請工事のみだった家尾さんは友人からの話をチャンスだと考えています。
大きな工事をするには建設業許可が必要という話をちらっと聞いたことがあった家尾さんは、早速インターネットで建設業許可を調べた所、500万円以上の大工工事をするには建設業許可が必要だということがわかり、自分が許可を取れるのかどうか知りたいと思い、齋藤行政書士事務所の無料相談を利用してみることにしました。
こんにちは!自営業で工務店の下請で大工をやっている家尾といいます。大工の建設業許可を取りたいんですが、許可を取れるか相談に乗ってもらいたいんです。電話じゃなくて、今からそちらに行っても大丈夫でしょうか?
お電話ありがとうございます。はい。大丈夫ですよ。大工工事の許可をご希望ですね?資料を作ってお待ちしております。
そうです。大工の許可が取りたいんです。今すぐそちらに行きますんでよろしくお願いします。
というわけで、家尾さんは齋藤行政書士事務所に相談に行くことになりました。齋藤行政書士事務所では、無料出張相談も行っておりますが、事務所まで来ていただき相談 ということももちろん可能です。来所の際は、道路沿いの緑の看板が目印です。
はじめまして。先ほど電話した家尾です。相談よろしくお願いします!
早速ですが、家尾さんの自営業者を始めてからの年数と大工工事に携わった年数、厳密には月数ですね。これを教えて頂けますか。あとは建設業関係の資格はお持ちでしょうか?
自営業者としては7年やってきてます。この業界に入ってからだと12年くらいですかね。資格は持ってないですね。
建設業許可の条件として、まず重要なのが経営面での責任者と技術面での責任者がいることです。
自営業者の場合は、経営経験が5年以上あれば、経験がある業種については軽面での責任者の条件は満たせます。
技術面ですが、資格をお持ちでないということなので120ヶ月分の大工工事の経験が必要です。仕事をしていない月は経験にカウントできないのですが、120ヶ月有りそうでしょうか?また、所定の学科を卒業していれば、高卒は60ヶ月、大卒なら36ヶ月に短縮可能です。
高校卒業しているけど、資料に載っている学科じゃないな。
となると、120ヶ月かぁ・・・ 詳しく調べてみないとわからないところはあるけど、たぶん大丈夫だと思いますよ。
経営面と技術面での条件を満たしていれば、後は、許可申請時に500万円以上の残高証明が取れれば大丈夫だと思いますね。
ここの資料にあるような欠格要件には該当していませんよね?
昔悪だった時期もあるけど(苦笑)、ここに書いてあるようなことはないから大丈夫です。500万円もお金貯めてきたんで問題ないです!
大工の許可取れそうですかね?
これまでお話を伺った限りでは、経験期間さえ大丈夫なら大工工事の許可を取ることができますね。
本当ですか!?良かったー!これで許可を取って、友達の家を建てることが出来ますよ!せっかく友達が自分に頼みたいと言ってくれているのに、許可がなかったら他の所に元請になってもらわないといけない所でした。
えっ!? 許可は新築工事を請け負うために必要なのでしょうか?そうなると大工工事の許可ではなく、建築工事業の許可が必要になってきますね。
建築工事業の許可?新築工事を請け負うのに許可が欲しいんですけど、自分は大工だから大工工事の許可があればいいんじゃないですか?
大工工事の許可というのは、家の工事なら500万円以上の木工事を主に請け負うようなときに必要になってくる許可です。新築工事の元請になる場合は、建築工事業の許可が必要になってきますね。
ただ、1件の請負代金が1500万円に満たない新築工事や1500万円以上でも木造住宅なら延べ面積が150uに満たない工事なら許可が無くても請け負えますよ。許可は無くても工事できそうでしょうか?
友人から聞いた話から考えて、許可が必要な工事になりそうです。建築工事の許可でしたっけ?それ自分でも取れそうですかね?
経営面は7年の経験をお持ちですから大丈夫ですが、問題は技術面ですね。資格をお持ちではないですから、120ヶ月の経験が必要です。新築工事の元請として工事に携わった経験は120ヶ月有りそうでしょうか?
独立前に、元請会社の従業員として工事したことはあるけど、120ヶ月にはとても足りないな・・・ どうしても許可が必要なんです。なんとかなりませんか?
技術面での条件は、家尾さんご本人が満たせなくても、従業員の方が満たせれば大丈夫です。従業員の中で経験を持った方か二級建築施工管理技士(建築)や二級建築士の資格を持っている方はいらっしゃいませんか?
自分じゃなくてもいいんですか?嫁さんに手伝ってもらっているんですけど、嫁さんは二級建築士の資格持ってますよ!
それなら大丈夫です!建築工事の許可は取れますし、もちろん大工も取れますよ。他に内装、タイル、屋根工事の許可も取れますね。二級建築士を持っている方がいると取れる業種の幅が広がるんです。
よしっ!これでなんとかなりそうだ。今日から嫁さんには足向けて寝られないね(笑)
相談で、本当に取らなくちゃいけない許可もわかったし、助かりました。どうもありがとうございました!
相談者の方が希望している業種と本当に必要な業種。これが常に同じとは限りません。本当に必要な許可を取っておかないと、あとで追加申請することになり余計な手間がかかってしまいます。齋藤行政書士事務所にご相談して頂ければ、相談の中で、必要な業種を検討し、アドバイスさせて頂きます。
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すぐに建設業許可を取ることが出来そうか?申請に向けてどんな準備をすればよいか?など 疑問にお答えします。もし、現時点で許可を取れそうにない場合でも、どうすれば建設業許可を取れるようになるのかお伝えします。
許可を取る前に500万円以上の工事を請け負ったことがあるがどうしたらよいか? など、役所には聞きづらい、聞けないこともご相談下さい。法律的な話をするだけでなく、現実的にどう対応していけばよいのか お答えします。
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