失敗しない行政書士の選び方とは？

　建設業許可を取りたい時の相談先として、行政書士が候補に挙がりますが、行政書士なら誰に頼んでも同じというわけではありません。

　行政書士に依頼すれば、必ず建設業許可が取れるかというとそうでもなく、経験不足などによりきっちりやれば取れるはずの建設業許可を取れないという行政書士も存在します。

　申請までのスピードや料金、許可取得後のサポートなど行政書士を選ぶ基準は色々あると思いますが、まず第一にちゃんと許可をとってくれる行政書士かどうか？　これがやはり一番大事かと思います。

　ここでは建設業許可の相談をするときに行政書士選びで失敗しないよう、ちゃんと仕事をしてくれる行政書士かどうか見分ける３つポイントをお伝えいたします。

　建設業許可は、複雑な要件、たくさんの提出書類といった事情があり、ちゃんと許可を取れるか？申請までにどのくらい時間がかかるか？経験に左右される面が大きいかと思います。そこで、行政書士を選ぶ際は、その行政書士の過去の実績をチェックすることをおすすめします。

　年に何件くらい新規の建設業許可申請をしているか？　過去に似たような事例を取り扱ったことがないか？　といった過去の実績をチェックしてみてください。

　ちなみに新潟県内ですと、年に新規の申請を３件以上やっていれば多いほうかと思います。ほとんどの行政書士は年に２件以下であり、何年かに１回しかやらないという行政書士も多数かと思います。

　建設業許可というのは、申請にあたり役所ごとのルールのようなものが有ります。県が変われば変わるのは当然ですが、新潟県内の建設業許可申請窓口なら全て同じというわけでなく、窓口によって変わることは有ります。

　また、同じ窓口でも時間が経ったり、担当者が変われば取り扱いが変わることも有ります。

　ここら辺の事情を把握せず、いつまでも過去のルールに縛られて、それを元に対応する行政書士がいます。こういった行政書士は、取れる許可を取れないと言ったり、逆に本当は難しいのに簡単に考えて対応し、あとで困るといったことになる場合があります。

　同じ窓口でも半年経てば取り扱いが変わる　といったことも過去にありました。変化に対応できる行政書士は、変化しているかもしれないということを織り込んだ上で話をするでしょうから、安易に許可が取れる・取れない　と断言したり、大丈夫ですと気軽に言ったりはしないはずです。

　過去の事例を参考にしつつも、以前とは変わっているかもしれないということを想定して動いてくれるかどうか？　もチェックしてみてください。

　難しい案件ほど、役所窓口担当者との協議の重要度が増してくると私は考えています。そこで役所の担当者とちゃんと話ができないような行政書士では、取れるはずの許可も取れなくなってしまいます。

　どんな行政書士なら円滑に進められるのか？これを見分ける方法の一つとして、ちゃんと挨拶ができるか？感謝の気持ちを伝えられるか？こういったところをチェックしてみてください。

　なぜこのようなことを言うかといえば、経験も知識も今よりもずっと劣っていた時の私が、今と変わらなかったのが、忙しいにもかかわらず私のために時間を割いてくださる役所の方に、感謝し、「よろしくお願いします」、「ありがとうございました」　といった言葉を伝える　ということでした。そして、難しいと思えた案件も最終的には許可を取ることができました。

　このような自らの体験から、挨拶ができるかどうかをチェックするというのは結構効果的なのではないかと思っています。

＞＞ メールでのお問い合わせはこちらをクリック

　すぐに建設業許可を取ることが出来そうか？申請に向けてどんな準備をすればよいか？など　疑問にお答えします。もし、現時点で許可を取れそうにない場合でも、どうすれば建設業許可を取れるようになるのかお伝えします。

●相談担当者プロフィール　●料金表　●お客様の声　●建設業関連業務　Ｑ＆Ａ
●齋藤行政書士事務所 ７つの特徴　●建設業許可無料レポート