会員権の販売手口
※会員権ではクレジットを組めないために、ダイヤなどの名目でクレジットを組むこともあります。
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これまで受けてきた相談などを元に、悪徳業者の手口をまとめてみました。気をつけましょう。 1、悪徳業者はこうやってアナタに近づいてくる ●電話をかけてきて、販売目的を隠し、呼び出す 卒業名簿や住民基本台帳などから入手した情報を元に、電話をかけてきます。 この際に、「懸賞に当たりましたので商品を取りにきてください」「アナタだけに特別な話があります」など、会員権の販売目的を告げずに店(ビルの一室)やレストラン・喫茶店などに呼び出します。 以前、別業者と会員権の契約をした人に対し、「契約がまだ続いている。このままだとずっと会費を支払うことになります。やめたければ、解約手続をすることになります。手続したい場合は、○○に来て下さい」といったように、以前の契約と関係があるかのように装い、呼び出すこともあります。 そして、「やめるために新しい会員権の契約をしてください」といった感じで、別の契約をさせるのです。 会員権以外にも、電話勧誘で資格教材を買ってしまったような人も注意が必要です。 2、悪徳業者がよく使う販売テクニック 以下のようなテクニックを使い、契約させます。 ●契約するとこんなに便利ですトーク 「契約すれば、各地のホテルなどをこんなに安く利用できます」などと便利さをアピールする。 でも、冷静に考えてみると、あまり利用する機会もなく、何十万円ものローンを組む必要がないことに気づく人が多いです。 ●長時間にわたりしつこく勧誘 何時間にもわたり、断っても勧誘を続けたりします。 最初は断っていた消費者も勧誘が2時間、3時間と長引くにつれ、精神的に疲れてきてしまい、根負けして契約してしまうという例がよく見られます。 |