割安株と建設業

　私はいくつかの建設業株に投資していますし、投資していないまでもいつでも投資できるようリストアップしている建設業株がいくつかあります。

　これ行政書士が建設業と深く関わっているから建設業界に注目しているかと言えば、そうではなくて、ある基準（現在の価値に対しどれだけ株価が安いか）を元に絞り込んだら、建設業株がいくつも残ったという次第です。数字を追っていて気がついたら、これも建設業、あれも建設業というわけです。

　ほんと建設業には安い株が多いです。株価も回復してきましたが、未だに安いのがいくつも見つかります。私が昨年買ったある銘柄は、赤字を出しているわけでもないのに現預金から負債を全て差し引いた残額が、時価総額の倍近くあったりします。これがどういうことか例えてみると、２万円現金が入った財布が１万円で売られているようなものなのです（私はこういう銘柄が大好きでいくつも買っています）。

　このように建設業株が不当なまでに安く売られているのを見ると、市場は、建設業界の将来に対し、かなり悲観的に見ていると言わざるを得ないと思います。

　建設業界は今後も淘汰が進み、厳しいとは思いますが、絶対に仕事が無くなることはありません。自分の所の強みを生かし、需要と供給が釣り合う所まで生き残ることが出来れば、結構明るい未来が待っているのではないかとも思うのです。

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