実務経験証明書
今朝の建設業許可に関するご相談で実務経験証明書の話が出ました。この実務経験証明書は建設業許可申請書類の中でも中々の曲者だと思ってます。
専任技術者になれる条件として、10年以上の実務経験(所定の学科卒業で短縮あり)というものがありますが、条件を満たす際に実務経験が絡んでくるとこの実務経験証明書を提出します。
この実務経験証明書ですが、都道府県によって書き方が変わってきますし、工事期間のカウントの仕方も変わります。特に工事期間のカウントなんて、場合によっては許可が取れるかどうかの瀬戸際にもなるのですが、そんなところでも申請地によって取り扱いが変わります。
例えば、新潟県だと県の記載例によれば、工事期間として記入した最初の1月目はカウントしないというような取り扱いになっていますし、山形県だと1日でも工事すればそのつきは1ヶ月としてカウントして良いというような取り扱いになっています。
ちなみに新潟県の取り扱いというか記載方法ですが、今年の4月から変わりました。でも、実際は従前の記載方法でも書類が受け付けられているケースがちらほら見られますので、ここら辺は同じ県内でも取り扱いが違うようです。「現在の記載例はこうなっているからこれに従ってください」というところもあれば、そうでないところもあるようです。
このように実務経験証明書はどう書けばよいかは、申請地によって変わってきますので注意が必要です。
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2013年12月28日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 建設業許可関係手続きの知識
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