詐欺と債務不履行の狭間で
今日は、貸したお金が返ってこないとき、借りた人に騙された、詐欺師だ というようなことを言う方がいますが、あまり詐欺詐欺言わない方が良いかもしれないよ というようなお話です。
お金の貸し借りのケースで言えば、借りる側が最初から返す気がなく、騙すつもりでお金を貸してくれと言って借りるのが詐欺。最初はちゃんと返すつもりだったけど何らかの事情で結果的に返せなくなったのが債務不履行(相手が約束を守ってくれないこと)。
貸した側から見ると、お金が返ってこない という点では両者ともに同じですが、法律上の取扱は異なります。だからここでは詳しくは書きませんが、お金を取り戻す際に主張する根拠も違ってくることになります。
詐欺の場合は、相手が故意に騙したかどうかがポイントですので、相手が故意に騙したと言えるような根拠がないのであれば、詐欺詐欺言わない方が良いですね。根拠もなしに詐欺詐欺言っていると名誉毀損だとか言われることにもなりかねませんので。
仕事でも、騙された という方は多いのですが、実際にお金を取り戻す段階になると、相手方に 騙しましたね とは中々主張しづらいものなのです。
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2012年02月20日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
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