確定申告書の控えがない場合
建設業許可申請において経営経験の証明書類として個人事業時代のものであれば確定申告書の控えがあるわけですが、確定申告書をなくしてしまった、あるいは郵送で申告したので税務署の受付印が押された控えをそもそももらっていないということがあります。このようなときはどう対応していけばよいでしょうか。
私の過去の経験では、新潟でも山形でも税務署の受付印がない控えの場合、受付印がないからダメと言われたことはありません。ただ、受付印がないためそれを補完するために過去の請求書などを添付したことはあったかと思います。
過去の確定申告に関するものが自分の手元に全くない場合は、管轄の税務署に開示請求することで、過去7年分(それより前だとおそらく残っていないと思います)は確定申告書の写しを入手することができるはずなので、これを利用すればよいかと思います。
実際に依頼を受けた案件で開示請求をした事例はないのですが、必要になりそうだったので確認のために税務署に手続きについて確認したことはあります。もし、必要になりそうなときははやめに税務署の担当窓口に確認されることをおすすめします。請求書を出したからその場ですぐに開示してくれるというわけではなく、開示・不開示が決定するまで原則として30日以内ではありますがある程度の日数がかかります。
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2013年12月19日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 建設業許可関係手続きの知識
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